マインドマップは、イギリスの教育者であるトニー・ブザン氏が開発した記述法です。記憶し易い記述法として追求した結果、生まれた方法で、沢山の色を使 い、イメージを繋げるように記述していきます。一見すると子供の落書きのように見えることもあります。しかし、このような描き方をすることによって、思考が深められる、アイディアが出やすくなる、全体から俯瞰的に情報を見られるなどの効果が得られます。2014年は、イギリス国営放送である BBCの番組で発表されてから40周年の節目となります。

　従来の書き方は、文章、箇条書き、リスト化など左脳を中心とした記述が多いですが、マインドマップは、色、形、イメージ、空想など右脳も使用します。左脳と右脳を使用するため、人間本来の能力を上手に引き出すことができるのです。

　 トニーによって書かれた本は、35以上の言語に翻訳され、150ヶ国以上で販売されています。パソコン用のソフト(iMindmap)は、Disney、NASA、Apple、Sonyなど世界的に有名な企業や団体で使用されています。飛行機メーカーのボーイング社では、社内研修などで活用され、数千万ドルもの経費削 減効果があったと言われています。また、フィンランドでは「アヤトゥース・カルタ」と呼ばれるマインドマップに似た手法を用い、義務教育の中で教えられて います。下記は、3時間セミナーで実際に日本のこども達が描いたマインドマップです。

　 マインドマップの描き方は、非常に簡単で、４歳以上 コミュニケーションがとれ、絵などが描ければ、使用することができます。その特徴は、中央にイメージ(セントラルイメージ)を描き、そこから始めます。中 央から四方八方にブランチと呼ばれる枝を伸ばします。枝の上にイメージや言葉を乗せて進めます。イメージや言葉から連想するものを次に繋げて枝を伸ばして いきます。平たく言えば、「芋ヅル式」にイメージや言葉を出し、その関係性を考える、ということです。これらがマインドマップの特徴です。

 

 　マインドマップを学ぶ方法は、大きく分けて独学とThinkBuzan公認マインドマップ・インストラクターのセミナーの２つがあります。公認インストラクターから学ぶには、約3万～4万5千円のセミナー費用がかかります。サラリーマンのお小遣いからするとこの金額は、簡単に捻出できる金額でありません。捻出が難しい人の多くは独学で「書き方」を学ぶことになります。

　実際、マインドマップの「書き方」は、書籍やホームページ・動画等に沢山あります。マインドマップの基本的な考え方や書き方は、シンプルでそんなに難しくありません。そのような方法で「書き方」を学べば「た・だ・書・く・こ・と」は可能でしょう。しかし、多くの独学者が共通して「本当に理解できたか？」、「学習前に期待した効果が得られているのか？」といった悩みを抱くのではないでしょうか。この独学ゆえの疑問を解決するには、ThinkBuzan公認マインドマップ・インストラクターからの直接指導のセミナーが有益です。

　こども達の教育支援を行っている弊社（NPO法人　ZIRITSU）が主催となり、特別料金でマインドマップの1日セミナーを行います。セミナーで集まったお金は、児童養護施設のこども達がマインドマップを学ぶ機会の創出、NPO運営に使われます。是非、マインドマップを正しく書ける様になって、よりよい未来を描く一人になっていただければと思います。「マインドマップ ワンデーセミナー」のお申し込みをお待ちしております。

　日本では児童虐待、ネグレクト、両親の経済的事情、両親との死別等の理由で両親と一緒に暮らせないこども達がいます。このこども達が生活の場として児童養護施設があります。児童養護施設は、基本18歳高校卒業までを迎えるまでの生活の場です。18歳以降は1人で自立を余儀なくされます。私達、社会的養護当事者団体　白ひげ（運営母胎　NPO法人 ZIRITSU）はこの児童養護施設を退所した元こども達が作った団体です。児童養護施設で暮らしていた子供達だからこそ知っていること、退所後の困った、必要な支援を当事者視点で後輩のこども達にために支援活動をさせて頂いております。

通常の1日セミナーと同じ学習内容をご提供させて頂きます。受講者の皆さまから頂いたご満足度は下記です。

大変満足：83.3%

満足：16.7%
やや満足・普通・やや不満足・不満足・大変不満足：0%
（2015年11月9日調査結果）

==== 午前　====

1.  マインドマップとは
　   《開発者と開発の経緯を紹介》
2. 脳についての研究成果
3. 文章やリスト形式のノートの問題点
4. なぜ今、マインドマップなのか？

5. マインドマップのルール
　 《マインドマップのかき方とその理由》

====  午後  ====
5. 記憶術や学習法との関係
6.  マインドマップの活用事例

7.  演習　振り返り・質問・その他

１．講義全体の評価

・特に満足したところは3つで、楽しい、わかりやすい、すぐ活用できる
・1日をかけて中身の濃い講座だったので大変満足しました。
・以前より興味のあった領域でしたので、全体像が分かりました。ノウハウというより何故なのかを理解できたことが有益でした。
・具体的であった。質問に的確に答えて頂けた。少人数制
・吉崎さんの説明がとてもわかりやすかった
・楽しかった＆分かり易かった。ありがとうございました。
・説明が直感的でとても分かりやすいと感じた。
・超初心者なので、基本の書き方を丁寧に教えてくださって良かったです。
・マインドマップの全体像が分かった。
・考えがまとまって楽しかった。
・とても楽しく学ばせて頂きました。

2．講義の中で、あなたにとって一番インパクト（印象）があったことを教えてください。

・記憶に残す方法
・絵と色の重要性
・絵について下手でも良いと思った
・普段なら接する可能性のない方々とコミニケーションがとても自然にできた
・ThinkBuzanの意味が分かったこと。
・こんなに簡単に書けると思いませんでした。
・気楽に描ける。何度でもOK。
・やってみると意外に描けることに気が付いた。とても楽しかった。
・一度描いただけで、かなり言いたいことが整理できたこと。
・マインドマップは自由度が高いこと。　

3．講義の中で良いと思ったことを教えてください。

・実際にやってみた事、人数が適切。
・順序だった説明とワーク
・情報処理→情報編集の時代変化にあっていることが、よくわかりました。
・先生が丁寧に落ち着いた授業を行っていただいたので大変勉強になりました。
・ていねいで、質問もしやすい

【追記】　本セミナーは、少人数で運営を行っております。よって、毎回セミナー参加者数に限りがございます。場合いよってはセミナーへの参加を次回に変更をお願いさせて頂くこともあります。お早目のお申し込みを待ちしております。

本セミナーについてご不明点やご相談等がございましたら、下記フォームよりお問い合わせください。お待ちしております。